【シロダーラ】は、古代インド医学アーユルヴェーダの中で、最も有名な代表的施術法です。頭を意味する「シロー」と流れを意味する「ダーラ」を組み合わせた、オイル療法のことをいいます。 【シロダーラ】は、別名「脳内マッサージ」「脳のトリートメント」とも呼ばれ、オイルを額に垂らしていく施術法は、肩こり、目の疲れ、ストレスの軽減、認知症予防に効果を発揮します。特に、不安症、精神疾患、極度のストレスなどの治療に突出しています。頭部滴油療法は、額に「液体」をゆっくりかけ流す療法では、セラピストが手を使ってもみほぐすわけではなく、垂れるオイルの勢いによる微細な刺激が別境地へとトリップさせる不思議な施術法です。

「第三の目」という別名をもつ眉間にある第６チャクラに、人肌に温めたオイルを一定のリズムで一定の時間流す施術法では、専用のポールにぶら下げた漏斗（じょうろ）を使ってそのまま位置を決める場合もありますし、セラピスト自身が漏斗（じょうろ）を手にもって行う場合もあります。正確にいえば、オイルは眉間　の同じ位置にずっと垂らすのではなく、セラピストがオイルに入っているボールゆっくり左右に移動させながら、額全体にオイルの流れが生み出す圧で静かにマッサージをする場合が多いようです。

【シロダーラ】は、この施術自体を受ける前に、通常はヘッドマッサージを受けてから、頭全体と額の筋肉のコリをほぐしてから行うものです。ボディマッサージ等で事前に全身が緩んでいるとより一層効果的です。【シロダーラ】の施術自体は、20分程度の時間が一般的ですが、眉間から頭部全体に温めたオイルを流すことで、アルファ波が増えて深いリラックス状態になり、瞑想状態になって、ぐっすり眠ってしまう場合がほとんどです。【シロダーラ】が終わったあとは、頭にタオルを巻いて、ゆったり過ごしていただきます。しばらくボーっとした感じが続きますので、できるだけ静かにリラックスして過ごすのがいいでしょう。最低でも3時間はそのままにしておくのがおすすめです。本場のシロダーラでは、3日間オイルを流せません。シロダーラのオイルはシャンプーしないで髪や頭皮につけたままにしておくのが良良いと医師に言われます。できるだけ静かに過ごすことが重要で、運動も控える必要があります。【シロダーラ】は自律神経を整える効果があるため、精神的に不安定な人にもおすすめです。めまいや不眠、不安、緊張感、不安症、落ち着かない、イライラなどの際におすすめできる施術法です。受けてみないとなかなか想像できない施術法だと思いますが、是非一度お試しください。

アジアに伝わる古式マッサージ療法を実際に【受ける・学ぶ】をテーマに参加者同士で両方を行っていただきます。当日の参加者の状況に応じて、内容が毎回若干異なりますが、インストラクターがついて安全管理を行っていますので、安心してご参加ください。実際にレッスンを行いますので、とりあえずやってみてください。シロダーラは、額にオイルを流しながらゆったりしていただくことで、精神的な安定を図るアーユルヴェーダのレアな施術法です。この行為自体は、特に難しいテクニックではありませんが、クライアントに提供するとなるとやはりコツがあります。このテクニックは治療的な側面から幅を広げていただくのに役立つものです。治療家の皆さまにぜひ習得していただきたいテクニックです。当日、実際にお受けいただくには、少し無理があります。頭はオイルでべとべとになり、シャワーを浴びてゆったりしていただく必要があるためです。ですから、実際にお受けいただくことなくこのセラピーに関してなんとなくの理解と奥の深さまでご理解いただけるような説明を行っています。アーユルヴェーダの代表的なテクニックをぜひご検討ください。

施術ができる服装をご持参いただくか、施術ができる服装でお越しください。ナイロンなどのつるつる光沢素材の場合には、ペアになった方がやりにくさを感じることがありますので、なるべくご遠慮ください。