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CLINICAL APPROACH

 
  クリニカルアプローチ  
     
     
  便秘  
     
   
     
 

便秘には、しばしば、吹き出物やシミなどの皮膚トラブル、いらいらや不眠といった精神症状、肛門周囲の鬱血による痔疾の悪化、その他、口臭や肩こりなど直接的な因果関係の分かっていないものも含めて、さまざまな症状が見られます。東洋医学治療では、便秘を解消するだけでなく、こうした諸々の随伴症状や身体的・精神的状態をあわせて体質を見極めて処方します。

順天堂大学医学部の小林教授によれば、便秘の人がいろんな改善策を試してもうまく便秘が解消しないのは、自律神経のバランスが乱れたままだと、いくら食事や運動を意識的に行なっても、根本的に改善するのは難しく、たとえ一時的に出してもまた便秘になると言っています。この自律神経のバランスは、日々あなたが生活の中で感じている「ストレス」と大きく関係しています。心理的なストレスが溜まると自律神経のバランスが乱れ、結果として腸のはたらきが悪くなって便秘になります。

便秘の人は快便の人に比べて、肌の乾燥、くすみ、ハリ、しみ、毛穴の状態、ニキビ・吹き出物のひどさ、化粧のり、しわなど、いずれの症状においても起こる割合が高いこともわかっています。便秘は精神的なストレスの約6倍も肌荒れへの影響が大きいということが示されています。

順天堂大学医学部の小林教授によれば、便秘の人は腸内環境が悪く、腸に溜まっていた老廃物も栄養素と一緒に血液に取り込まれてしまうため、血液の質が悪くなるそうです。その結果、細胞への栄養素の吸収がうまくいかず、細胞周辺にある脂肪に栄養が蓄積され、皮下脂肪、内臓脂肪となってしまいます。また細胞に栄養素が取り込まれないと、細胞のエネルギー代謝が悪くなり、カラダが疲れやすく、脂肪が燃えにくくなるため、さらなる肥満につながります。便秘の人は腸で作られる血液の質が悪くドロっとしています。このため、全身を巡る血液の血行が悪くなり、老廃物が溜まるために疲れやすく、肩コリや腰痛などになりやすい傾向もあります。

「便秘は万病の元」と言われているように、つらい便秘を我慢して放っておくと、様々なカラダの不調を招きます。

このTTMAが独自に行った実験では、すでに1週間便秘が続いているクライアントに対して、チネイザンによる90分間の腹部マッサージで便の排泄がなされるかどうかを検証しました。温めたハーブボールも使用しながら、腹部を温めながら深い部分までもみほぐしました。チネイザンは漢字で書けば「氣内臓療法」。つまりは腹部に対するアプローチ法ですが、時間をかけて腹部の深いところにまで圧とエネルギーが到達するまで行うのが特徴です。10名被験者に対して実験を行いましたが、当日が3人、翌日が5人に便通がありました。2人には48時間以内に効果がありませんでした。
 
     
     
     
 

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